◆市民財産の有効活用について
市民が利用できる市の施設は、すべて市民の財産です。行政は、その財産を市民がいつでも使用できるよう維持管理に勤める義務があります。しかし中にはせっかくの市民財産が維持管理の不徹底のために使用できなかったり、有効に使用されていなかったりするケースがあります。今回3つの事例を上げ、有効活用できるよう求めました。
- 大仙公園内の催し広場は、普段は一般の公園として誰でも自由に使っていますが、運動会やイベント等にも年間15〜20件くらい有料で貸し出ししています。かなり大規模なイベントも行われていますが、申し込み受付は使用日の2ヶ月前にならないとできないため、大きなイベントを企画するには準備に支障が出ます。施設の有効利用や市民のための施設ということを考えて、受付開始日の見直しを要望し、早急に見直しをするという回答をいただきました。
- じばしん南大阪のイベントホールのピアノは定期的な調律をしておらず、お借りになった方が必要と判断されたらその方のご負担でしていただいています。ピアノは最低でも1年に1度調律が必要です。市民に有料で貸し出すのであれば、貸し出す側の責任として最低限のメンテナンスが必要です。改善を求めたところ今年度中にピアノの調律をし、来年度以降は毎年1回調律をするとの回答をいただきました。また会議室と同時に保育室を借りたいという需要もあるそうですが、じばしんでは小ホールのみを保育室に貸し出すため、会議室を借りるより高額の料金を支払うことになります。柔軟な対応をお願いしたところ、まず小ホールを半分に仕切り、料金も半分で利用できるようにするとの回答でした。公共施設の利用促進に加え、女性の社会進出を応援するためにも、保育室の柔軟な対応を他の施設でも検討するよう要望しました。
- 堺市博物館には備品としてグランドピアノがあります。平成8年に寄贈を受けたもので、博物館の普及活動の一環として地下ギャラリースペースを活用し「ギャラリーコンサート」を開催していたそうです。コンサートは平成8年から11年までボランティア演奏者により続けられていましたが、その後はまったく使用されず、調律もされていませんでした。和泉市では久保惣美術館で毎週無料の(入館料500円は必要ですが)コンサートが開かれさまざまな良質のコンサートが行われており、それにつれて知名度も上がり、遠方からの入館者も増えたと聞いています。堺市博物館は大仙公園というすばらしいロケーションの中にあり、日本庭園や中央図書館もすぐ近くにあります。そういう恵まれた環境を生かし入館者を増やすためにもまず、博物館に来ていただくことが必要です。ピアノの維持管理をしたうえで、博物館の普及活動の一環としてもコンサートの開催を提案しました。
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