予算審査特別委員会 文教分科会(3/15)分科会外委員質問

  1. 学校安全管理員について
  2. 食育推進計画策定事業について
  3. 中学校のAED設置について

学校安全管理員について
昨年の寝屋川市での教師殺傷事件を受けて、大阪府が学校安全緊急対策補助事業を創設し、堺市でもすぐに事業を実施することになりました。最初は地域の協力をお願いしたようですが自治会からの申し出は2校区しかなく、残り94校へはシルバー人材センターへ業務委託をし、スタートしました。その後、1自治会から申し出があり、現在3校は自治会、93校はシルバー人材センターに委託しています。どちらも地域の方が従事しており、同じ仕事内容であるにもかかわらず、単価設定が違うことに矛盾を感じ質問しましたが、自治会はボランティアで、シルバーは事業であるので単価は違っても仕方がないという答弁でした。どちらも「地域の子供を守る」という気持ちで仕事をしてくださっています。同一業務に異なる単価というのはやはり疑問が残ります。検討するように要望しました。

食育推進計画策定事業について
2005年6月に食育基本法が成立し、同年7月に施行されました。国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことができるようにするために、食育を総合的、計画的に推進することを目的としています。目的を達成するためには、家庭・学校・保育所・地域など社会のあらゆる分野で食育の活動に参加、協力することが必要です。特に小・中学校での取り組みは重要で、これまで教育委員会は食教育推進委員会を設置し、幼・小・中の校園長・関係教職員の参画で検討を行っています。食教育展示会も毎年開催し、私も何度か見ましたが年々内容も充実し、子どもたちの興味を引くよう工夫も随所にされていました。催しもよいのですが、やはり日々の積み重ねが重要だと思います。小学校では家庭科の調理実習で基本的な「ご飯と味噌汁」を作ったりしていますが、私の高1の娘の場合、「中学校時代りんごの皮を1度むいたきり」という有様でした。小・中とも学校間での格差も大きく、十分とは言えない状態です。小・中の9年間で自分の体にとって今何が必要なのか、「健康」であるためにはどんな食生活が必要なのかを自らで考え、実行できる、そんな「生きる力」をつける食育を進めるよう要望しました。学校給食のメニューを見てみると「コッペパン、親子うどん、チョコレートクリーム、大豆の磯煮」「コッペパン、かやくうどん、ひじきの甘煮、ミックスジャム」「コッペパン、関東煮、キャベツのソテー、メイプル風シロップ&マーガリン」などという私たちの普段の食事では考えられないメニューが出てきます。O157以降、衛生的にはどの自治体の学校給食にも負けないと思いますが、ことメニューに関してはまだまだ課題があると思います。堺の学校給食が名実ともにすばらしいものになるためには「伝統ある食文化の喪失」といわれない献立作成が望まれます。改善をお願いしました。

中学校のAED設置について
2004年7月より一般市民がAEDを使用できるようになり、昨年中学校1校に設置され、今年は中学校と市立高等学校すべてに設置されることになりました。メンテナンスを考え、買取ではなくレンタルだそうです。教職員や生徒、保護者への研修も計画的に実施されています。現在は8歳未満の児童用の機器が開発されていないため、小学校へは設置されていませんが、小学校は施設開放や災害時の避難場所になる施設でもあります。多くの方が利用される公民館や、日高少年自然の家などと合わせて、今後順次設置するよう要望しました。質問の冒頭、3月8日の大綱質疑で、ある議員が美原区域の学校給食について述べられたことに疑問を感じ、発言しました。美原の子どもたちへの給食についてのアンケート調査結果で、「まずい」と答えた児童の数がとても多かったとおっしゃったので、保健給食課に問い合わせてみたら「おいしくない」と答えた児童は26.1%で先の議員がおっしゃった数字とは大きく異なっていました。私自身合併前・後と2回試食しましたが、どちらもおいしくいただきました。美原の給食についてはいろいろと問題はあり何度も指摘していますが、味に関しては「おいしい」と思っています。