健康福祉委員会(9/15)

 少子化対策は待ったなしです。少なくなっている出産。その中で自分らしい「お産」を望む女性が増えてきています。病院任せではなく、妊婦がどのように出産したいかを考え、医師や助産師らに伝える「バースプラン(出産の計画書)」が広がってきています。プランについて妊婦と医師らが話し合うことで信頼関係が生まれ、「いいお産」につながっているそうです。

主体的にお産を考えることで、出産後の育児も前向きに赤ちゃんと向き合えるということも言われています。母子同室に向けて具体的な検討に入っている市立堺病院でも、この「バースプラン」を取り入れて、「いいお産」を応援できるようにしてほしいと思います。ひいてはそれが6月の健康福祉委員会で私が要望した「赤ちゃんにやさしい病院」につながることだと思います。検討してくださるよう要望しました。

  1. 「医療対策課」って何をするところ?
  2. 有害紫外線ってこわいよね!
  3. 公立保育所の給食は、来年度から全部現場調理になるらしい…
  4. 民間保育園への指導ってできるの?

「医療対策課」って何をするところ?
 先日必要があって、堺市内のお産ができる施設を医療対策課に問い合わせました。病院・産婦人科・助産院などの施設のうち、助産院の情報については大半が誤っていて、現在開院していないばかりか、助産師が亡くなっているところもありました。
「医療対策課」というのは、本来市内の医療機関について一元的に実態把握をし、また病院・診療所の立ち入り検査も実施するところです。市民に正しい医療機関の情報を伝え、市内の医療機関に安心して受診できるようにする責務があります。猛省を求め、早急に実態把握をするよう強く求めました。

有害紫外線ってこわいよね!
 有害紫外線対策について、平成15年、16年に環境省は「紫外線保健指導マニュアル」を出しています。皮膚がん、紫外線角膜炎、白内障、免疫機能の抑制、ワクチンが効きにくくなるなどの影響が心配されるということで、できるだけ紫外線の強い時間帯には直射日光下での活動を避けるよう指導しています。
幼い子どもたちへの影響が心配されます。保育所では平成14年度から取り組みを進め、戸外ではつばの広い帽子をかぶり、よしず、パラソル、テント、寒冷紗などで日陰を作るなどの対策が講じられているとのことでした。私も先日市内の保育所を訪問したとき、プールの上には寒冷紗が掛けられ、園庭にはテントが張られていました。もちろん、子どもたちは全員帽子をかぶっていました。きちっと対策が取られていることに安心しました。今すぐ影響は出ないかもしれませんが、これからも真剣に取り組んでほしいですね。

公立保育所の給食は、来年度から全部現場調理になるらしい…
 公立保育所の給食は現在、現場調理と給食調理場からの配送との2種類に分かれています。来年度にはすべて現場調理に移行しますが、調理室を新設するのではなく、現在の調理室をそのまま活用するそうです。これまで配膳やおやつ作りのみに使われていた調理室で、安全な給食を提供するためには、本来なら大工事が必要だと思います。しかし敷地の制限や予算の関係で、手直し程度の改築になるということです。
現場調理になると、温かいものはより温かく子どもたちに提供でき、食中毒予防の3原則により適合できます。しかし、狭い調理室を安全に衛生的に使用するためには、いろいろな課題があります。また、それまで給食調理場で一括購入していた調味料などは、今後どのように購入するのかなどの問題もあります。そして最も重要なことは、現場調理になった保育所の職員の給食に対する意識の向上です。「持ってきてもらう」というだけの意識を「絶対安全な給食を提供する」という意識に変えなければなりません。そのために、所長をはじめ、保育所職員全体への研修を徹底し、意識の向上に努めるよう要望しました。

民間保育園への指導ってできるの?
公立保育所の場合は市から直接指導ができますが、民間に移管されると、年に1度の法人指導監査に頼ることになります。厚生労働省の基準などが守られているかなどを、半日かけて点検、指導するそうです。丸1日ではなく、たいてい午後に実施されているので、給食についてはほとんど監査されていません。私の指摘によって、今年度は、午前中に栄養士資格を持つ監査担当者が訪問したそうです。私は民間保育園・公立保育園・民間に移管された保育園の調理現場を見てきましたが、衛生意識の低いところが多いように感じました。保育所は「大量調理衛生管理マニュアル」を参考にすればよいことになっています。しかし「命に直接かかわる」ということを重大に捉えて、「大量調理衛生管理マニュアル」にできるだけ基づいた調理を心がけてほしいと要望しました。
保護者にとって、公立から民間に移管されてしまっても、「市」がしっかりと監査・指導をしてくれるとわかればとても安心できます。監査の結果は情報公開請求すれば見ることはできますが、できるだけ多くの情報を提供し、保護者が安心して子どもを預けられるようにしてほしいと要望しました。

公立保育所の給食用食器は、ポリプロピレン製です。模様もなく、せっかくの献立もおいしそうに見えません。学校給食に取り入れたペン食器に替えたくても、予算の関係で無理だそうです。一方学校給食では、ペン食器に一斉に替えたので、アルマイト食器から段階的に替えていた強化磁器製の大椀と小椀が大量に残っています。そのうちの小椀は、年長児用のお椀として使えないかと思い、保健給食課と保育課に聞いてみました。できるかもしれないということでした。強化磁器はあまり重くなく、白地に模様が入って中の献立がおいしそうに見えます。保育所では無料で食器が手に入り、学校では不用のものが有効利用できます。何より保育所の子どもたちが喜ぶのではないでしょうか。実現に向けて、検討するよう要望しました。